最近は軽くてクッションが効いた“ハイテクスニーカー”が主流になっています。確かに歩きやすいし、機能性も抜群です。でも、革靴にはハイテクでは絶対に得られない魅力があります。しかも、その魅力は“今”だからこそ感じられるものでもあるのを、ご存じですか?
なぜ革靴なの?
未来の自分では履けない靴があるから
年齢を重ねると、足の形は確実に変わっていきます。足幅は広がり、足長は短くなる。すると、海外ブランド特有の細身の木型や甲の低いデザインが、どんどん合わなくなってきます。
「いつか買おう」は、実は“履ける時期を逃す”ということ。20代や30代前半の足だからこそ、フィットするブランドはたくさんあります。
靴の知識が未来の足を守るから
足に合わない靴を履き続けると、外反母趾やタコ・腰痛など、さまざまなトラブルにつながります。ハイテク系の靴は“とりあえず誰でも履ける”形が多く、フィッティングの重要性に気づきにくいことも。一方、革靴はジャストサイズが命。自分の足のサイズや幅、甲の高さ、トラブルをしっかり把握していないと履きこなせません。革靴を通して自分の足を把握することで、靴選びのレベルがグッと上がります。
革靴の知識を得ておくと、将来どんな靴を選ぶときも“自分の足を守る判断”ができるようになります。健康でいたいなら、むしろ革靴を選ぶべきでは?と思うこの頃です。
職人と修理屋さんが近くにいる環境は永遠ではないから
革靴には、職人の技術が詰まっています。縫い方、革の選び方、釘の打ち方……。こうした文化は徐々に縮小しつつあります。町に修理屋さんがあって、気軽に「この靴直せますか?」と相談できるのは、もしかしたら今だけかもしれません。
ハイテクスニーカーは壊れたら基本“買い替え”。でも革靴は、直しながら一緒に歳を重ねられる。“直して使う文化”に触れられるのも、革靴ならではの価値です。
流行が変わっても使える普遍的なデザインだから
革靴のデザインには時代に左右されない普遍性があります。プレーントゥ、ローファー、ストレートチップなど、基本の形はずっと同じ。
ファッションのジャンルが変わっても合わせやすいので、10年後も20年後も自然に履けます。
一方、ハイテク系はデザインの“旬”が短く、数年たつとどうしても古く見えてしまうことが多いです。
今こそ“革靴の良さ”を味わうタイミング
ハイテクスニーカーには便利さがあります。
でも、「足に合う楽しさ」「育てる喜び」「直して使う文化」「デザインの普遍性」――こうした価値は革靴だけのものです。そして、その魅力を一番深く味わえるのは“今”です。
将来は足の形も変わるし、革靴文化がどうなっているかもわからない。
だからこそ、革靴を楽しむなら、早いほうがいい。
もし少しでも興味があるなら、一足だけでも本格的な革靴に触れてみてほしい…!
きっと「これ、ハイテクでは味わえないな」と感じる瞬間が訪れるはずです。

